ブログ・エッセイ


15 合志光、 16 葉室早生、『月刊撫順』『月刊満洲』執筆者、満洲教育専門学校、葉室早生

『月刊撫順』『月刊満洲』の執筆者たち
15 合志光
昭和12年7月『月刊満洲』に「土の聖者」、10月号に「北滿移民千振郷誕生記」などを執筆。同年には月刊満洲社東京事務所から『少年滿洲實話集 第一輯』を出している。
合志は明治40年熊本県の出身。昭和2年に満洲教育専門学校を卒業。撫順永安小学校訓導。童話作家。昭和15年1月号の『北窗』に「虎林線雜記」を書いている。 昭和18年4月文教部教学司編審官を務めた。

16 葉室早生
葉室は『月刊撫順』昭和7年5月号に「支那をかけめぐる」、『月刊満洲』昭和9年2月号に「オール風俗合財帖」、昭和9年3月号に「無期徒刑の女囚が看守になつた話」、昭和12年7月号に「満洲旅のスリル」など多数執筆している。
葉室は明治32年佐賀県の生まれ。北京に留学し同学会話学校で学ぶ。満鉄、満洲国の勤務を経て昭和25年帰国。作家・翻訳家。『ずぶとく・はらぐろく』李宗吾著 葉室早生訳 五月書房 1958年、『長編推理小説 花火』五月書房 1959年、など。