ブログ・エッセイ


夏野菜、こぼれ種、小松菜、白菜、菜花、トマト、ピーマン

毎年秋口にはかならず菜花の種を蒔く。けっこう虫にやられるから、うまくいく年とそうでないと年とがある。そして、白菜や水菜なども作るから、それらのうち、うまく巻かなかったり白菜など、春になって花芽が付くと、菜花同様に、「菜」の花であると考えて、摘まんで収穫して湯がいて食べる。そんなことからか、今頃になって、冬野菜のこぼれ種からであろうが、よくわからない菜っ葉が生えてくる。
みたところ明らかに雑草ではない「風貌」をしている。まず食べても大丈夫であろうと判断して、それらを収穫して、ちりめんじゃこやお揚げさんと一緒に炒め煮にして食べてみた。けっこうおいしい。
本日も、いつの間にか大きく育った菜っ葉を収穫して、先般の瀬戸内・今治・観音寺旅行の時に買ってきたちりめんじゃこで佃煮風にして炒めた。これも種を蒔いた覚えのない野菜だ。どうも以前の作物から考えて、小松菜ではないかと思うのだが、種まきした本来の小松菜は失敗して収穫も出来なかった。それなのに、これはえらく大きく成長して立派だ。しかも一本だけ。
これら確証のないこぼれ種の野菜は、もちろんわたしが調理して、もちろんわたしがまず食べてみる。食べたわたしが無事であることを確認して奥方に勧めてみる。まあおいしいとも限らないので食べる食べないは勝手であるのだが。
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夏野菜も一通り植えこんだ。今年はピーマンも種から何本か大きくしている。わたしの畑は、どうもピーマン系と相性が悪く、いくつか収穫した後、葉っぱがなよなよして枯れてしまう。そんなことから今年は種まきをしてたくさん作ってみた。
トマト、これも中玉の苗を二本買っただけで、あとは種からだ。數年ほど前に、安全農産で500円を奮発して買った種からミニトマトを作ったのだが、採り残しの実が落ちてこぼれ種となり、毎年ミニトマトが芽を出す。これもともかく移植しているから、計画性のないまったくアナーキーな畑になった。
そしてトウモロコシ、下の孫の好物なのでトウモロコシを継続的に食べられるようにと時期をずらして種まきしている。さらにカボチャ、今年も、バターピーナツカボチャや栗カボチャ、そしてマクワウリも家で種まきして苗にして畑に植えこんだ。
残りの畝には随時、サツマイモのツルを植えこんでいる。だいたいこんな感じで畝もおおむねうまった。梅雨が終わったあとは、水まきと雑草との闘いだ。これがしんどくて毎年畑仲間と、来年どうする?もうやめる?と話をするのだが、今年は、地主さんが畔の草刈りをしてやると申し出てくれて、だいぶ助かっている。
暑くなってきたのでできれば早朝に畑に出向きたいが、目が覚めるのはその日その日で違うし、朝には、ひざ痛のためのヨガ簡易体操が日課だし、今年は早朝畑にどれだけ行けるかな。マダニも今年は多いそうなので十分に気を付けて励もう。 2023年6月27日記