ブログ・エッセイ


蔵書、複写物、処分、京大カード、古紙回収

ずいぶん前からの作業だが、仕事部屋の本や複写資料を処分し続けている。まあ、何十年もかかってため込んできた資料類だから、そう簡単には終えそうもない。それに、持ち前のもったながりと、元図書館員の習い性で、国会図書館に所蔵がなければ蔵書にしてもらおうかとか、古書店経由で同好の士に活用してもらおうかとか考えたりするものだから、なかなか、えいっやっ、といかない。それでも一昨日は、数日かかって整理して、ようやくスチールの書架一本分を空けて、その書架を廃品回収で持って行ってもらった。
本はまず、どこかの図書館や古書で探せばまた見ることはできよう。複写したものとて、あらためて探せばよい。それに近年はデジタル化されたものも数多い。問題はノート類やカードだ。
そのカード、いわゆる京大カードと言われるものだが、これにメモを書き付けたり必要な個所を縮小コピーして貼り付けたりしたもの、このファイルが十数冊ある。本日はこれを思い切って捨てた。ファイルは金具と紙とを分離して、燃えるごみと金属ゴミだ。切なくむなしい作業だが仕方ない。処分しておかなければ、後のものが困るばかりだ。
京大カード、束ねてくくったら、30センチほどの高さの紙ごみになった。これを捨てる。むなしいことだが仕方ない。
本についてはここ一か月ほどかかって古書店に送る分をミカン箱で13箱つくった。とりあえずこれを古書店に送って、また一からつぎの作業をやっていこう。
前向きの仕事か後ろ向きの仕事かわからないが、ともかく、くたびれてしんどいばかりであ 2024年2月28日 記