ブログ・エッセイ


NEW!! 笠岡、竹喬美術館、笠岡市立図書館、木山捷平、歌碑、生家、墓所、井笠鉄道記念館、「井笠鉄道本線」、「矢掛支線」、「神辺支線」、軽便鉄道

井原市の平櫛田中美術館、福山市美術館の小林徳三郎展、笠岡市の竹喬美術館を巡ったことは先に書いた。
竹喬美術館でバスの時間待ちをしているとき、この美術館の横が笠岡市立図書館で、その二階に木山捷平資料室があることに気が付いた。木山は、昭和19年に満洲農地開発公社嘱託として渡満ここで終戦となり、新京(長春)に残されて辛酸をなめた作家である。このように終戦間近に渡満した作家は多い。
木山にはこの時のことを『大陸の細道』『苦いお茶』『長春五馬路』などの作品として残しているが、わたしは、こうした木山の、韜晦したというか、2歩も3歩も下がった地点からこの当時の過酷な状況を描く作風が好きで、このブログにも書いたことがある。
木山の歌碑などのことは、このブログを書いたときに調べたはずなのだが、うっかり失念していた。失念というとかっこうは良いが、忘れてしまっていたのである。そこで、いそいで図書館に行こうとしたのだが、竹喬美術館のスタッフが、「待て待て、今日はお休みのはずです」と教えてくれた。日曜日だったのだが、どうも蔵書点検で休館のもようである。笠岡市図書館には木山のご遺族が資料を寄贈しているようで、展示も期待が持てることから、いささか残念なことをした。
帰宅して調べてみると、生家や墓所は、JR笠岡駅からバスで井原鉄道矢掛駅行きに乗れば行ける所にあったので、残念なことをした。バスは本数もないのでこれで優に半日はかかるが、以前から行ってみたいと思っていたので、自分の記憶力の減退を恨むばかりである。
なおも調べてみると、笠岡市井笠鉄道記念館もあるようだ。大正昭和前期の時代には「井笠鉄道本線」に加えて「矢掛支線」「神辺支線」と軽便鉄道が通っていたらしい。こちらも事前の調査が不十分で、ざんねんなことをした。
とはいえ、バスの本数に規定されて半日・1日仕事になるので、これはひとりで行く行程であるな。いずれ機を見て、日帰り一日かけて出かけることとしようかな。
2026年6月6日 記