ブログ・エッセイ


NEW!! 大根、キムチ、柿、ナマス、耕すのは1日最大3メートル

新年の菜園畑詣は、気合を入れて元旦だった。この時期は農閑期なので、収穫もあまりない。ただ、もう少ししたらジャガイモを植え込まなければならないから、その畑の準備をしている。すこしずつ掘り起こしている。掘り起こすと言っても、「1日最大3メートル畝掘り起こし」が限界なので、休み休みスコップを入れる。すこし働いたら、畑に持ち込んだテラス用のチェアにすわって、NHK FMの聴きのがし配信を聴く。秋口に、ソフトバンクに乗り換えたスマホが、なんと4ギガもあるので、安心して音楽などは聴ける。小さなブルートゥースのスピーカーをポケットにいれて聴けるから快調である。
休み休み聴き聴きスコップで掘って、その後は、平鍬でならして畝らしくする。見かけは大事だから、あまり掘れてなくても、畝ができているように「らしく」する。
ジャガイモは、男爵とメークインをそれぞれ5キロずつ買ってある。芽の出てる箇所を確保して、一個あて3つぐらいずつに切って植えられるかな。撤退した僚友の畑も受け持つことになったので、とりあえずジャガイモ畑にしてその責めを果たそうという魂胆である。
今年は白菜が全滅して収穫はほとんどないのだが、大根葉大きくはないがすこしずつ収穫できる。大根は先行してたくわん漬けにした。歩いて運ぶので、2,3本ずつを抜いてきては玄関先に干している。これらは、柿と大根のなます、大根キムチ、大根おろしなどで消費している。おでんを作れば大量消費できるのだが、わたしはおでんなどの煮た大根は嫌いなので、大根なますや大根おろしのように、ちまちま消費である。
大根葉は、じくの部分だけにして、ちりめんじゃこの佃煮風や、湯がいてかつお節と梅干と混ぜてご飯にかけて食べる。この前は、湯がいた大根葉を「お焼き」にしたら結構おいしかった。大根おろしで食べると、「大根一族」でまとめて食べられる。これもなかなかおいしい。
奥方は、気に召さないと「食べない態度きっぱり」であるが、これらにはあまり文句も言わず食べているところをみると、まあまあ水準は行っているのだろう。とはいえ栄養は満点だと自負はしている。
昨年は人参がうまくいかなかった。獲れる年は何もしないでも大きくておいしい人参が獲れるのだが、不思議だ。チシャなども、例年だと、いやほど大きくなるのに、我が畑ではいっこうに大きくならない。これも不思議である。
あれこれと考えても仕方がないので、今年も、考えもせずに、無心にやる。「無心」の使い方が間違っているな。
ともかく、畝は最大3メートルしか耕さないこと、できる限り毎日出かけて働くこと、この二つを守って、なんとか息長くやっていきたいものだと思う。 2025年1月6日 記