ブログ・エッセイ


NEW!! 夏野菜、すね肉、カレー、モロヘイヤ、ツルムラサキ、空心菜

「季節としての夏」というような、たとえばビバルディの「四季」の牧歌的な「夏」など、はや夢の夢になった。ただただ耐えるだけの酷暑・猛暑。
「ためらわずクーラーを」とテレビなど繰り返しアナウンスしてくる。娘も機会あるごとに、「クーラーしてるか?」と聞いてくる。
わたしが、クーラーをあまり好まないことや、エコじいさんのわたしが、電力消費の大きいクーラーのスイッチを入れるのをためらっている、ということを見透かしたような助言である。そんなエコじいさんにとっても、この2,3年はそうも言ってられない猛暑である。今日も午前中からクーラーのお世話になっている。
そういえば2,3年前に、息子一家と娘一家、それとわたしたち夫婦で、白馬山麓の貸別荘に2泊で行ったのだが、その貸別荘、居間と2部屋ほどにはクーラーが設置されてあったが、あとの3部屋くらいはクーラーがなかった。この暑さだと、もう去年ぐらいから各部屋にクーラーを設置しただろうな。いまやこの猛暑、所かまわず、だからなあ。
それでも、わたしのルーティンの「早朝畑」、ここ数日、暑さも少ししのげるようにはなった。ただ夜が明けるのがだんだん遅くなって、畑に出動するのにすこし家で待機せねばならなくなった。
その畑だが、今年のトマトは大雨で全滅、ピーマンは例年通りすぐさま立ち枯れ病、オクラはどういうわけか、昨年に引き続いて不作。オクラなんかいくらでもできそうなものなんだけど不作。かろうじて早めに切りもどした茄子がよく獲れる。それに、空心菜、モロヘイヤ、ツルムラサキという三種の神器も健在だ。というわけで、今日は朝から夏野菜のカレーを作ることとした。
早やお分かりだと思うが、我が家の夏野菜カレーは、茄子・ツルムラサキ・モロヘイヤ入りである。空心菜はニンニク炒め用にとっておいた。
肉は少し前、生協の肉屋で時々バーゲンに出る牛スネ肉を2本ほど買って、それを300gほどずつ三つに分けて冷凍してある。今日はその一つを使った。そして今しがた煮込むところまで済ませた。
カレールーは、この間ずっと、「カレーの壺」のスパイシー、オリジナル、マイルドを適当に混ぜる。スパイスは適当に振り入れる。
言い忘れたが、牛すね肉は、一日目ちょっと豪華カレーに見えるように大きめに切ったもの2切れ入れてある。あとは普通に切ったものだ。
ということで今夜は牛すね肉カレーちょっと豪華版。だが少し心配なのは、モロヘイヤを入れすぎた感があることだ。だいぶ「グリーンカレー」になってしまった。どうもいささか不気味で、闇カレーみたいになった。
だがまあ、モロヘイヤは我が家の夏バテ防止野菜なので、許していただけることだろう。 2024年8月27日 記